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瀬戸内の海は、穏やかで、陽の光を受けてキラキラと煌めきます。そして「多島美(たとうび)」と称されるのも、瀬戸内海の特徴の一つ。多くの島が波間に、一つ、またひとつ、とぽこぽこと浮かんでいます。「瀬戸内さざなみ線」は、JR呉線の三原駅から広駅間の愛称。その名の通り、瀬戸内の煌めく海と多島美を眺めながら、潮風を受けて走ります。線路は単線、カタコトとのんびりゆられ、三原の市街地を抜け、須波に向かうと海を横目に、安芸幸崎方面へ行けば造船所…。その美しさに、電車内の乗客からは「わあっ…」というため息のような声が上がります。sazanami2対して、この瀬戸内さざなみ線を生活路線として使っている乗客は、車窓には目をくれず、思い思いに車内の時間を過ごすのです。その光景は、何とも言えない郷愁感を醸し出します。さあ、安芸幸崎のその先は「うさぎ島」と呼ばれる大久野島行きの船が出る忠海、安芸の小京都、アニメ「たまゆら」の聖地としても名を馳せる竹原へと続きます。

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普段、電車に乗ることは目的地へ向かうための「手段」です。でも、まだ電車に乗るのが珍しかった幼い頃、とてもワクワクした経験はないでしょうか?きっとそれは、電車に乗るという「非日常」を味わう事へのワクワクだったのではないか…などと考えるのです。瀬戸内さざなみ線の車窓に広がる景色は、日常の電車の車窓と比べると、まさに非日常。そんなワクワク感と、電車の中からくるくると表情を変える瀬戸内海の風景をぜひ味わってみて下さい。

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