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「神明さん」に続き、三原の冬の風物詩としてご紹介したい行事が、毎年2月の第3土曜に行われる久井稲生神社の「御福開祭 はだか祭」!本年(2015年)の「はだか祭」は、今週末、2月21日に執り行われます。

久井稲生神社

いくつもの赤い鳥居が立ち並ぶ久井稲生神社の参道は、遠くからでもひときわ際立つ久井エリアのシンボル。お社は、京都の伏見稲荷大社を勧請したもので、分霊としては最も古く、戦国時代に、毛利元就が、本殿を造営し、その3年後には、元就の三男である小早川隆景が、社殿を造営されたそうです。

勇壮な「はだか祭」

さて、久井稲生神社の概要をご紹介させていただいたところで、早速、「御福開祭 はだか祭」について、ご紹介してまいりましょう。

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「御福開祭」は、はだか祭の前に、本殿で行われる神事です。

宮司により、参加者の名前を書いた御供が清められ、福が開かれた「御福開」となります。

そして県内唯一の「はだか祭」は、市内県内はもとより、県外や外国の方も参加して「御福木」を奪い合います。

「御福木」とは、はだか祭で、裸男に対して投下される2本の「陰(赤)」と「陽(白)」の木。これを収得した参加者は、その年に幸運がもたらされるといわれています。また参加するだけでも、その年の無病息災が叶えられるそうです。

当日、久井稲生神社の周囲は、冬の空の下に灯る提灯の明かりで彩られ、とても幻想的。

参拝者をもてなすために飾られた「神明でこ」といわれる人形で演出され、独特な空気の中たどり着いた久井稲生神社では、露店の並ぶ神社参道を、御調川で身を清めた裸衆が、「ワッショイ」の掛け声とともに神社へ駆けあがります。

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そして、御福木が投下されると、お酒で勢いをつけた裸衆が、白熱のぶつかり合い!争奪戦の最中、水をかけられますが、裸衆の熱気でたちまち湯気となって夜の空に立ちのぼります。真剣だからこその怒声もたくさんあがりますが、参加者や観客が、自然と仲裁に入り、だんだんと不思議な祭りの連帯感が生まれてきます。

御福木の争奪時間は、10数分で決着がつくこともあれば、1時間以上かかることも。この行方を見届ける場合は、少し気長に待ちましょう。境内で焚かれている火の側で、休憩している裸衆の様子を観察してみるのも、祭りの裏側を見ているようで一興です。

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風邪を引かないように、観る側も準備は万全に!

当日の境内は、雨が降ったかのごとく、地面がとてもぬかるみます。長靴やブーツなどの準備を忘れずに、暖かくしてお出かけください!

久井稲生神社

2015年2月21日(土)

御福開祭 午後7時から / はだか祭 午後9時から

【アクセス】

山陽自動車道 三原久井 I.Cより車で約20分

三原臨空商工会 久井支所(広島県三原市久井町江木1159-1)の駐車場がご利用可能。

※駐車台数には限りがあります。

【関連ウェブサイト】

久井稲生神社公式ウェブサイト http://www.kui-inari.or.jp/

三原観光協会内「久井稲生神社 御福開祭・はだか祭り」紹介ページ http://www.mihara-kankou.com/event/1519

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